2012年06月19日

Blunderbuss Jack White

Blunderbuss Jack White


ゆらいでるなぁ、
と、思った。

かっこよくゆらぐというのは、
とても難しいことだと思う。

人間が演奏した楽器の音を聞いていて気持ちがいいのは、
かっちりしたリズムとかメロディーが、
微妙にずれるところ。

コンピューターじゃないから、
演奏に感情や気分が入ってきてそうなるのだな。

それがゆらぎとして聞こえる。

Jack Whiteはギタリストとして有名だと思うけど、
声のゆらぎ具合も好きだ。


ただ下手でゆらいでいるだけでは、
別にかっこよくはない。

高度な技術に基づいた、
もしくは高度な感情表現に基づいたゆらぎは、
かっこいい。

それを巨大なレベルで達成すると、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
になる。

強力なゆらぎによって、
重力すらかき消されるような、
錯覚が起きる。
(このアルバムは、レイジと比べれば静かだ。)


それから「ゆらぎ」は、
なんども聞いているうちに身体に染み付いてくるものだと思う。

「ゆらぎ」は初めは違和感として感じられるのだけど、
慣れてくるとその違和感が、
気持ちよくなってくる。


このアルバムにあるような曲を、
こういう曲にあまり接していない人などに、

「これ最高だよ!」

と、言って聞かせてみると、
たいてい、

「なにこれ?」

という反応が返ってくる。

これは確実に、
そういうアルバムだ。
posted by もり at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバムレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

The Cigavettes 「The Cigavettes」



日本人のバンドが英語で歌う、
UKっぽい感じの曲群。

このアルバムについて、
バンドのギタリスト兼メインボーカルである、
山本幹宗という人が言うように、

「イカした音楽とクールな録音、それだけ」

な、
アルバムだと思う。


聞いていると、
UK好きの人の耳と体に機能する音を狙って作ってみました、
という感じが、
少しする。

そんな作為が許せるのなら、
凄く機能する。

日本人というくくりは必要なく、
凄く高性能。



一方、
はじめは良く分からないものが、
次第に、もしくは突然、
作用を発し始めるところにロックを感じる人には、
あまり響かないかもしれない。

要するに、
ガツンとはこないのだな。



ガツンと来るとしたら、

これを日本人が!

という部分なのかもしれないが、
そういう評価は、
最近の日本人バンドにはもう失礼なんじゃないかと思う。

このアルバムなどを聞いていると、
特にそう思う。


ラベル:ロック
posted by もり at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバムレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

レディーガガ 



友人のお父さんが買ったというので、
借りたCD。

自分のお父さんがレディーガガを聞いていたら、
どうだろう?

ちょっとうれしいか。

しかしこれが、
思春期だったら、
反発するところをひとつ失って、
少し寂しいか。



個人的には、
レディーガガをよく知らないのだけど、
現代的なマドンナだと思っている。

実際に、
曲もファッションも似ているという話もあるようだけど、

CNN.co.jp:写真で徹底比較 マドンナとレディー・ガガ - (1/7)

表現したいものが似ているのだろうから、
仕方がないことのように思う。

このような表現については、
歌詞のメッセージまで読み取るべきなのだろうとは思う。

しかし、
そこまで英語が堪能でないので、
レビューできるのは、
ビジュアルと曲の感じだけ。



ビジュアルは刺激的だと思うし、
それから、
曲はポップだと思う。

聞く前に予想したよりも、
ポップだった。

それからレディーガガは、
基本的にはかわいい感じの人なのだと思う。

レディーガガ  - Google 検索

本人自身と、
まとっている衣装などのビジュアルとのギャップが、
ファンを引きつける要素のひとつなのだろう。



それから最後に、
レディーガガとマドンナとの比較について、
もうちょっと考えておいてみる。

確かに似ている部分もあると思うけど、
マドンナよりもレディーガガのほうが、
アイコン化されている感じがする。

記号化されているというか。

レディーガガのほうが、
マドンナよりもその人自身が見えにくい。

ファッションについても、
だれかが作ったものを着ているマネキンのような感覚がする。

だけど、
少しレディーガガについて調べてみると、
レディー・ガガ - Wikipedia

14歳からニューヨークのクラブでパフォーマンスを開始し、17歳で、これまで世界で20人しか早期入学が許されていないニューヨークにあるティッシュ・スクール・オブ・アート(ニューヨーク大学の芸術学部)に入学する。

など、
音楽的には早くから非凡な才能を発揮しているようで、
ファッションについても、

「私が音楽を書いているとき、私は私がステージで着たい服について考えている。それは、パフォーマンスアート、ポップパフォーマンスアート、ファッションと全てについてである。」と主張している。彼女は彼女自身が持つ創造的なチームを『ハウス・オブ・ガガ』と呼んでいる。チームは彼女の服、ステージ、ヘアスタイルなど多くに関わる。

と、
自ら関与していることがわかる。


一方マドンナは、

マドンナ (歌手) - Wikipedia

出発点はダンサーとしのようで、

最初はピアノを習っていたが、父親に「バレエを習いたい」と懇願し、変えてもらう。その後、モダンダンスやジャズダンスなど、ダンスを多く習い始める。

自身の音楽表現への関与度についていうならば、
マドンナよりもレディーガガのほうが高いのだろう。


一見作られたもののように見えるレディーガガは、
実はレディーガガ自身のきちんとした表現なのだな。

そう考えてみると、
レディーガガのすごさがわかるような感じがしてくる。


ラベル:洋楽 ロック
posted by もり at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバムレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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